最初はアシスタントからのスタートでした
高校では音楽、大学でも経済学と文系の私でしたが、在学中の短期アルバイトで積算という言葉を知り、どんな仕事なのだろうと疑問に思っていたところ、たまたま就職サイトで当社がアシスタントの募集をしていたのを見つけて興味を持ったのが応募のきっかけでした。
入社当初は統括部の配属で、書類のコピー・協力パートナーへの発送や備品・消耗品の管理から始まり、次第に内訳書のデータ修正や簡単な数量チェック、構造積算のデータ入力チェックなどの仕事を任されるようになりました。入社三年目に、正社員として働いてみないかとの話をいただき、主に建具の積算を先輩に学びながら半年間積算学校に通わせて頂きました。他の受講生の方と違い、建築の知識がほとんど無かったので、最初は分からないことばかりでしたが、先生や上司より丁寧な指導をいただき、無事卒業して建築積算士の資格を取得することが出来ました。
習得したスキルは一生の財産に
正社員二年目には積算部へ異動となり、構造積算にチャレンジしています。物件の規模にもよりますが、数人で手分けして拾う場合が多いので、スケジュール通りに内訳書として形になったときにはほっとするとともにやりがいを感じています。四年目からは物件のリーダーとして仕上担当やクライアントと調整・交渉をしたり、物件のまとめをも任せていただくようになり、スキルアップを実感しています。昔からの友人は、文系出身の私がこの仕事をしていることにとても驚いています。積算という言葉も知らなかった私が、ここまで続けることが出来たのも上司や先輩方のおかげです。今後も、構造の物件を担当しつつ、仕上や値入等の積算全般についてもっと学んでいきたいです。